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Channel: 大阪大学 大学院理学研究科・理学部大阪大学 大学院理学研究科・理学部
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高校生のための分子生物学実習「ジャイアントインパクト」-学びを生きる力に変える 科学的キャリア教育-

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「高大ギャップを埋める高大接続教育」高校生の悩みを解決します!

12月27日(金)~29日(日)に、豊中キャンパス理学部本館において、理学研究科生物科学専攻の主催により、「高校生のための分子生物学実習「ジャイアントインパクト」」を開催します。

3日間の日程で、大腸菌を用いた遺伝子操作実験や電子顕微鏡実習を行うことにより、生命科学研究の魅力に触れ、実験や思考の楽しさを味わう。また、問題発見能力・問題解決能力など科学の世界の社会人基礎力を与え、「今何のために勉強しているのか?研究するのか?」を考えることで「学びを生きる力に変える」科学的キャリア教育です。

本実習は20年以上前から始まった日本最古の高大接続教育で、高校生から大学生・院生までを教育する総合的な教育システムです。この公開講座では、3日間遺伝子組換え実験を通じて純粋に実験や思考を楽しみ、科学の基礎基本をしっかり学びます。また、日本で唯一の科学的キャリア教育であり、求めるものは生きる力(zest for living)です。「いかにすれば学びを生きる力に変えることができるのか」という教育の本丸に迫ります。本実習の命は、日本一の学生チューターです。きらきら輝き生きる力に溢れた大学生・院生と共に最後まで真摯な姿勢で一生懸命思考する高校生。「なぜ、彼らは苦難から逃げずに学び続けたのか?思考と闘ったのか?」これが「生きる力のキャッチボール」です。

○受講料は、9,500円です。事前に申し込みが必要です。

○詳細は、こちらをご確認ください。(募集要項

○受講対象者は、高校生および高校教員です。実習に先立って別日に事前学習授業があります。


自然界で最小の励起エネルギーをもつ原子核状態の人工的生成に成功 -超精密「原子核時計」実現に大きく前進-

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自然界には約3300種以上の原子核が存在しますが、この中で最小の励起エネルギーをもつ原子核がトリウム229です。この励起状態(アイソマー状態と呼ばれる)は、レーザーを用いて励起することができる唯一の原子核励起状態であり、これとレーザーを組み合わせることにより超精密時計(”原子核時計”)を実現することが可能となります。またトリウム229は宇宙膨張の謎の解明など、基礎物理研究の舞台(プラットフォーム)としても有益であると予想されています。
トリウム229アイソマー状態に関する研究は40年以上にわたる歴史を持ちますが、大まかなエネルギー準位はわかっているものの、いまだレーザー励起には成功していません。困難な理由の一つが、この状態の生成方法にありました。すなわち、これまではウランからの放射線に伴う複雑な崩壊を利用する以外にその生成手段が存在しませんでした。
岡山大学、産業技術総合研究所(産総研)、理化学研究所、大阪大学、京都大学、東北大学、ウィーン工科大学、高輝度光科学研究センター(JASRI)の共同研究グループは、世界で初めてアイソマー状態を人工的に生成することに成功しました。本方法は大型放射光施設(SPring-8)の高輝度X線を用いるもので、放射線の少ないクリーンな環境下でアイソマー状態を自在に生成できるという利点があります。これによりアイソマー状態の研究が進展し、原子核時計の実現に向けて大きく前進するものと期待されます。
本研究成果は英国時間9月11日午後6時(日本時間9月12日午前2時)、英国学術雑誌「Nature」のオンライン版に掲載されました。また、日本経済新聞(ウェブ)にも取り上げられました。

(図)トリウム229準位図(関係する基底状態及び励起状態) ①-②の順番でアイソマーを生成。今後は③に示したアイソマー状態からの光遷移を観測する計画

本研究成果の詳細はこちら(岡山大学のホームページ)

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本件に関する問い合わせ先

大阪大学大学院理学研究科 講師 笠松良崇(かさまつ よしたか)
TEL:06-6850-5418  FAX:06-6850-6999
E-mail: kasa@chem.sci.osaka-u.ac.jp

古屋 秀隆 准教授(生物科学専攻)が公益社団法人日本動物学会 2019年度「日本動物学会学会賞」を受賞しました

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古屋秀隆准教授(生物科学専攻)が公益社団法人日本動物学会による2019年度「日本動物学会学会賞」を受賞しました。
この賞は、学術上、有益で動物学の進歩発展に重要な貢献をなす業績を挙げられた研究者に贈られるものであります。
今回の受賞は、古屋准教授の「ニハイチュウの生物学」が高く評価されたものです。
授賞式は、令和元年9月12日~14日に大阪市立大学で開催された日本動物学会第90回大阪大会にて、
行われました。

受賞者一覧
公益社団法人日本動物学会

 

越野幹人教授(物理学専攻)が第23回久保亮五記念賞を受賞しました

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物理学専攻物性理論・越野グループの越野幹人教授が公益財団法人井上科学振興財団から第23回(2019年度)久保亮五記念賞を受賞しました。
本賞は、故久保亮五博士の物理学における業績を記念し、日本の統計物理学・物性科学における波及効果の大きい基礎的研究で優れた業績をあげた45才未満の若手研究者を対象に授与されるものです。

今回は、越野教授の「2次元物質の先駆的理論研究及び新奇物性の開拓」に関する研究が認められ受賞が決まりました。

なお、贈呈式は、10月5日に学士会館にて行われる予定です。

公益財団法人井上科学振興財団

小林研介教授(物理学専攻)が第37回大阪科学賞を受賞しました

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物理学専攻物性物理学研究室の小林研介教授が、大阪府、大阪市、一般財団法人大阪科学技術センターから第37回大阪科学賞を受賞しました。
本賞は、創造的科学技術の振興を図り、21世紀の新たな発展と明日の人類社会に貢献することを目的として、様々な分野の科学技術の研究・開発に貢献した優れた若手研究者に授与されます。

今回の受賞は、小林研介教授の「固体素子におけるゆらぎと非平衡機能に関する実験的研究」が評価されたものです。

大阪府報道発表のホームページ

なお、表彰式及び受賞者の記念講演は令和元年11月13日(水)に大阪科学技術センターにて行われます。
記念講演の詳細はこちら

令和元年度9月期学位記授与式を挙行しました

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令和元年9月25日(水)理学研究科D棟D501にて、田島研究科長、各専攻長出席のもと、理学研究科「修士学位記」・「博士学位記」授与式を開催しました。

今期は、理学部からは5名が卒業し、理学研究科博士前期課程からは18名、博士後期課程からは12名が修了しました。

 

第2回女性科学者サミット(大学祭「まちかね祭」・ハンダイ理工系女子フェアと同日開催)

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2019年11月3日(日)10時より基礎工学国際棟シグマホールにて「第2回女性科学者サミット」を開催します。

基礎工学研究科、理学研究科の女性研究者4名が、研究やキャリア形成の話をします。ゲストとして、ダイキン工業株式会社の稲益礼奈様(大阪大学理学部化学科出身)をお招きし、11時30分からはお茶菓子とともに意見交換会を行います。

研究者を目指す学生や若手研究者の方々はもちろん、理工系を目指す受験生、その保護者の方々も含め、どなたでもご参加になれますので、是非お越しください。

参加登録フォームより、事前参加登録をお願いします。

当日参加、男性の参加も歓迎します。参加費は無料です。

イベント詳細
「第2回女性科学者サミット」

日時:2019年11月3日(日)10時00分~12時30分
 ※9時30分より受付開始

場所:大阪大学豊中キャンパス基礎工学国際棟シグマホール
https://www.es.osaka-u.ac.jp/ja/accessmap/index.html
 ※キャンパスマップ・27番

対象者:どなたでもご参加になれます

主催:大阪大学大学院基礎工学研究科、理学研究科

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講演タイトル

・”面白い”って何だろう?〜自分の興味の見つけ方〜
稲益 礼奈(ダイキン工業株式会社・理学部化学科出身)

「やってみたい」で辿った遍歴 〜香りの提示装置と匂い源探索ロボットの開発〜
松倉 悠(基礎工学研究科システム創成専攻)

大学で私がやっていること
金子 美樹(基礎工学研究科機能創成専攻)

酵素で化学をつくる
島田 有彩(理学研究科博士後期課程化学専攻)

(参考)
昨年度の開催レポートはこちら
ハンダイ理工系女子フェアの開催案内はこちら

第60回まちかね祭 理学研究科施設開放

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第60回まちかね祭(大学祭)が、11月2日(土)~11月4日(月・祝)に
大阪大学の豊中キャンパスで開催されます。
期間中において、理学研究科では、以下のとおり施設開放を行います。
中・高校生や地域の皆様をはじめ、多数のご参加をお待ちしております。

<企画案内>
○数学専攻「まちかね山の数学教室」
日時:11月3日(日・祝)13:00~17:00
場所:B棟3階 B308号室、 B313号室

物理学専攻核物質学グループ『ビデオ上映 「元素誕生の謎に迫る」他』
日時:11月3日(日・祝)10:00~16:50
場所:H棟7階 H701号室

物理学専攻核物質学グループ「加速器で見る原子核の世界」
日時:11月3日(日・祝)10:00~17:00
場所:H棟2階 エレベーターホール

化学専攻・高分子科学専攻・熱・エントロピー科学研究センター「研究室体験ツアー」
日時:11月3日(日・祝)13:00、13:45、14:30、15:15
場所:12時よりG棟1階ロビー受付

○化学専攻・高分子科学専攻・熱エントロピー科学研究センター「研究内容ポスター展示」
日時:11月2日(土)~4日(月・祝)10:00~17:00
場所:G棟1階廊下

○生物科学専攻「生物科学専攻研究室紹介 ~オープンラボ~」
日時:11月2日(土)10:00~17:00
場所:A棟及びC棟の2~5階廊下

各企画の開催場所
理学研究科へのアクセス
※まちかね祭の詳細は、こちら(まちかね祭公式ページ)をご確認ください。


胎生魚がお腹の子供に与える栄養素を解明 ―哺乳類とは異なったしくみでお腹の子供を育てる―

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胎生とは、母親がお腹の中で子供を育ててから出産する生殖様式です。ヒトの妊娠からイメージされるように、哺乳類の大部分が胎生であることはよく知られていますが、実は魚類、両生類、爬虫類にも胎生種が存在します。しかし、これらの動物種が胎盤やへその緒を持つことは稀であり、進化の道のりで哺乳類とは別に胎生を獲得したと考えられています。このため、哺乳類とは違った仕組みでお腹の子供を育てていると考えられますが、その実体については謎が多く、とくに母親がお腹の子に与える栄養素についての実験的な実証はなされていませんでした。
京都大学ウイルス・再生医科学研究所 飯田敦夫 助教(現:名古屋大学助教)を筆頭とする東洋大学、大阪大学、東北大学、名古屋大学、城西大学の共同研究グループは、グーデア科胎生魚である Xenotoca eiseni(和名:ハイランドカープ)を用いて、魚類に広くみられる卵黄栄養タンパク質であるビテロジェニンが、母親からお腹の子供に供給されていることを見出しました。面白いことに、ヒトを含む胎生哺乳類 (胎盤をもつ真獣類と有袋類の総称) では、ビテロジェニンの遺伝子そのものが失われています。すなわち胎生魚類は、哺乳類と明らかに異なるしくみでお腹の子供を育てていると考えられます。
胎生は「赤ちゃんを産む」という点で魚類でも哺乳類でも共通した生命現象ですが、お腹で子を育てる仕組みは、使われている遺伝子を含め、生物ごとに異なる進化を遂げた可能性があります。
本研究は、哺乳類以外の胎生動物の中でも小型で飼育や繁殖が容易なX. eiseniを実験材料としてもちいた点に成功の秘訣があり、今後も胎生のしくみや多様性の理解がさらに進むと期待されます。
本研究成果は、2019年10月8日に国際学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS:Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)」にオンライン掲載されました。

図 本研究の概要図
(名古屋大学 飯田敦夫博士より提供)

本研究成果の詳細はこちら(京都大学のHP)

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本件に関する問い合わせ先

大阪大学大学院理学研究科
助教 小沼 健 (おぬま たけし)
TEL: 06-6850-6760 FAX: 06-6850-5472
E-mail: takeo@bio.sci.osaka-u.ac.jp

サイエンスナイト2019(第4回)を開催しました

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2019年10月16日(水)に、理学研究科主催公開講座「サイエンスナイト2019」第4回を開催しました。
全6回シリーズの第4回は、「コンピュータ時代の確率論」のテーマで杉田洋教授(数学専攻)が講義を行いました。
本講義では、ランダム性の実体である乱数について紹介しました。乱数はコンピューターでは作り出せないことについて説明があり、そこで考案されたコンピューターで生成された安全な疑似乱数を活用した計算方法について、デモンストレーションを交えながら講義が行われました。

 

 

次回の公開講座「サイエンスナイト2019」は、11月20日(水)に開催いたします。
第5回(11/20)、第6回(12/18)は、お申し込み受付中ですので、是非ご参加ください。
(詳細は、こちら

 

ホームページの閲覧停止について(11月24日:8時~18時)

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システムメンテナンス作業のため、下記時間帯において、理学研究科・理学部ホームページの閲覧ができなくなります。
なお、作業の都合により終了時間が前後することがありますので、ご承知おき願います。
【閲覧停止日時】
令和元年11月24日(日)8時 ~18時

鹿取謙二名誉教授が「瑞宝中綬章」を受章されました

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 鹿取謙二名誉教授は、1980年に大阪大学理学部附属原子核実験施設教授に着任し、1999年3月に退官されるまで同施設の発展と管理・運営の改善にご尽力されました。

 退官後、1999年4月に大阪大学名誉教授となられた一方、同年5月に理化学研究所に採用され、学生の教育や後進研究者の指導を行い、2004年からは自らも所属する同研究所超重元素研究グループにおいて研究を重ね、元素113番を発見、命名権を獲得、この功績により、ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016、朝日賞、彩の国学術文化功労賞など多数の賞を受賞されました。
 また、同研究所の広報担当者として、全国の高等学校から殺到した見学者の受け入れに力を注ぎ、基礎科学・応用科学・技術の重要性の理解・啓蒙のためにご活躍されました。
 さらに、2007年に文部科学省から認可されたサイバー大学設立には初期から参画し、新しい形の教材の作成、検討、実行、修正を行い、一般教養の「物理学入門」の授業もご担当されました。
 
 この度の令和元年秋の叙勲においては、長年にわたる教育・研究にご献身された功績が認められ、「瑞宝中綬章」を受章されました。

 

野田博文助教(宇宙地球科学専攻)が第14回(2020年)日本物理学会若手奨励賞を受賞しました

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日本物理学会は、広く国内外の物理学の研究者・教育者・技術者約17,000名を擁する組織で、会員の研究成果を内外に発表し、 また会員の研究上の便宜をはかることを目的として、さまざまな活動を行っており、本賞は、将来の物理学を担う優秀な若手研究者の研究を奨励し、学会をより活性化するために設けられました。

【第14回(2020年)日本物理学会若手奨励賞  領域名:宇宙線・宇宙物理領域】
 野田博文  助教

(対象研究/対象論文)
Hitomi observation of radio galaxy NGC 1275

“Hitomi observation of radio galaxy NGC 1275: The first X-ray microcalorimeter spectroscopy of Fe-Kα line emission from an active galactic nucleus”, Publ. Astron. Soc. Japan, 70 (2018) 1

第14回(2020年)日本物理学会若手奨励賞 受賞者一覧

第4回 大阪大学豊中地区研究交流会のご案内

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大阪大学豊中地区は、人文社会科学系の部局と理系部局を抱えています。
その特徴を活かし、各部局の研究者が相互の研究を知り、交流を深めることを目的に研究者のポスター発表と情報交換会を2016年から開催しています。
学外の企業や自治体、市民の皆様にも我々の研究成果をお伝えして議論することで、文理融合、分野横断、基礎研究重視の産学共創を実現したいと考えております。
教職員・学生、企業関係者、自治体関係者、そしてご関心をお持ちの市民の皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げております。

日時・場所:
2019年12月17日(火)10:30-14:30 (受付開始10:00)
大阪大学豊中キャンパス 基礎工学国際棟(大阪府豊中市待兼山町1-3)
https://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka/toyonaka.html
 ※キャンパスマップ・21番

プログラム(詳細はポスターをご覧ください):
<ポスターセッション>
大阪大学豊中地区の研究者約50 名による研究紹介
<ランチョン交流会>
企業関係者、自治体関係者、一般の方々と議論し交流を深めることを目的として、情報交換会を開催します。ここでの交流が新たな文理融合・異分野連携・産学共創への架け橋になることを目指します。

対象:教職員・学生、企業関係者、自治体関係者、一般の方
参加費:無料

参加申込:
こちらの登録フォームからご登録ください。
事前登録〆切:12月15日(日) 当日参加も歓迎します。

主催: 大阪大学大学院理学研究科、文学研究科、法学研究科、経済学研究科、基礎工学研究科、言語文化研究科、国際公共政策研究科、高等司法研究科、国際教育交流センター、総合学術博物館、
サイバーメディアセンター、全学教育推進機構、COデザインセンター
共催: 大阪大学共創機構 産学共創・渉外本部、大阪大学21 世紀懐徳堂
後援: 豊中市、吹田市、箕面市、池田市、伊丹市

問い合わせ先:
大阪大学大学院理学研究科企画推進本部
TEL:06-6850-8158

ポスターはこちら(PDFファイル)

 

高校生のための分子生物学実習「ジャイアントインパクト」-学びを生きる力に変える 科学的キャリア教育-

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「高大ギャップを埋める高大接続教育」高校生の悩みを解決します!

12月27日(金)~29日(日)に、豊中キャンパス理学部本館において、理学研究科生物科学専攻の主催により、「高校生のための分子生物学実習「ジャイアントインパクト」」を開催します。

3日間の日程で、大腸菌を用いた遺伝子操作実験や電子顕微鏡実習を行うことにより、生命科学研究の魅力に触れ、実験や思考の楽しさを味わう。また、問題発見能力・問題解決能力など科学の世界の社会人基礎力を与え、「今何のために勉強しているのか?研究するのか?」を考えることで「学びを生きる力に変える」科学的キャリア教育です。

本実習は20年以上前から始まった日本最古の高大接続教育で、高校生から大学生・院生までを教育する総合的な教育システムです。この公開講座では、3日間遺伝子組換え実験を通じて純粋に実験や思考を楽しみ、科学の基礎基本をしっかり学びます。また、日本で唯一の科学的キャリア教育であり、求めるものは生きる力(zest for living)です。「いかにすれば学びを生きる力に変えることができるのか」という教育の本丸に迫ります。本実習の命は、日本一の学生チューターです。きらきら輝き生きる力に溢れた大学生・院生と共に最後まで真摯な姿勢で一生懸命思考する高校生。「なぜ、彼らは苦難から逃げずに学び続けたのか?思考と闘ったのか?」これが「生きる力のキャッチボール」です。

○受講料は、9,500円です。事前に申し込みが必要です。

○詳細は、こちらをご確認ください。(募集要項

○受講対象者は、高校生および高校教員です。実習に先立って別日に事前学習授業があります。


第4回 大阪大学豊中地区研究交流会のご案内

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大阪大学豊中地区は、人文社会科学系の部局と理系部局を抱えています。
その特徴を活かし、各部局の研究者が相互の研究を知り、交流を深めることを目的に研究者のポスター発表と情報交換会を2016年から開催しています。
学外の企業や自治体、市民の皆様にも我々の研究成果をお伝えして議論することで、文理融合、分野横断、基礎研究重視の産学共創を実現したいと考えております。
教職員・学生、企業関係者、自治体関係者、そしてご関心をお持ちの市民の皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げております。

日時・場所:
2019年12月17日(火)10:30-14:30 (受付開始10:00)
大阪大学豊中キャンパス 基礎工学国際棟(大阪府豊中市待兼山町1-3)
https://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka/toyonaka.html
 ※キャンパスマップ・21番

プログラム(詳細はポスターをご覧ください):
<ポスターセッション>
大阪大学豊中地区の研究者約50 名による研究紹介
<ランチョン交流会>
企業関係者、自治体関係者、一般の方々と議論し交流を深めることを目的として、情報交換会を開催します。ここでの交流が新たな文理融合・異分野連携・産学共創への架け橋になることを目指します。

対象:教職員・学生、企業関係者、自治体関係者、一般の方
参加費:無料

参加申込:
こちらの登録フォームからご登録ください。
事前登録〆切:12月15日(日) 当日参加も歓迎します。

主催: 大阪大学大学院理学研究科、文学研究科、法学研究科、経済学研究科、基礎工学研究科、言語文化研究科、国際公共政策研究科、高等司法研究科、国際教育交流センター、総合学術博物館、
サイバーメディアセンター、全学教育推進機構、COデザインセンター
共催: 大阪大学共創機構 産学共創・渉外本部、大阪大学21 世紀懐徳堂
後援: 豊中市、吹田市、箕面市、池田市、伊丹市

問い合わせ先:
大阪大学大学院理学研究科企画推進本部
TEL:06-6850-8158
ポスターはこちら(PDFファイル)

「高校生のためのタンパク質科学実習-ホタライトを用いた科学的キャリア教育-」を開催しました

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2019年10月27日(日)に、豊中キャンパス理学部本館において、理学研究科生物科学専攻の主催により、「高校生のためのタンパク質科学実習-ホタライトを用いた科学的キャリア教育-」を開催しました。
遺伝子組換技術で開発された発光酵素ルシフェラーゼ(ホタライト)を用いて、実験、観察・表現、思考、問題発見、仮説の設定、検証実験立案、結果予想分析評価、追加実験、レポート作成、研究発表会、討論質疑応答バトル(ミニ学会)までを1日かけて行い、未知への挑戦を通じて科学や思考を楽しんでいただきました。

詳細は、こちらをご確認ください。(※お申込は終了しております。)

 

   

水野操助教(化学専攻)が2019年度分子科学研究奨励森野基金受給者に選ばれました

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本基金は、わが国における分子科学研究奨励のために故森野米三東京大学名誉教授が私財を基にして設立されたもので、毎年、将来性のある分子科学の研究者へ研究助成金を交付しています。
今回の水野操助教の受賞は、「時間分解共鳴ラマン分光法をもちいたダイナミクス観測によるタンパク質分子機構解明」に対するものです。共鳴ラマン分光法の特色を活かした研究が高く評価され、今回の受賞につながりました。

授賞式は9月2日(月)に東京大学小柴ホールで行われました。

梶原康宏教授(化学専攻)が2020 Roy L. Whistler Award in Carbohydrate Chemistryを受賞しました

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化学専攻有機生物化学研究室の梶原康宏教授が、International Carbohydrate Organizationより、2020 Roy L. Whistler Awardを受賞することになりました。
本賞は、糖質、糖鎖の化学合成ならびにその生体内での機能を解明することに貢献した研究者に2年に一度授与されます。
今回の受賞は、「ヒト型糖鎖の大量化学合成を利用する糖タンパク質精密化学合成法の開発ならびに、それを用いた糖鎖機能解明」が評価されたものです。

なお、表彰式及び受賞者の記念講演は2020年7月12日~17日に上海で開催されるInternational Carbohydrate Symposiumで行われます。

(参考)International Carbohydrate Organization ホームページ
    化学専攻有機生物化学研究室(梶原研究室)ホームページ

 

岡本先生の日本国際賞受賞記念講演会のご案内

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7月22日(月)に開催予定であった本講演会については、諸事情により中止となりま
したが、この度12月17日(火)に開催できる運びとなりました。
**************************************************************

岡本佳男先生(1964年大阪大学理学部高分子学科卒業、1969年同理学研究科高分子学専攻博士課程修了、現在名古屋大学特別教授・中国ハルビン工程大学特聘教授)が、2019年Japan Prize(日本国際賞)を受賞されました。
理学研究科では、基礎工学研究科との合同主催により、以下のとおり記念講演会を開催いたします。

岡本佳男先生 日本国際賞受賞記念講演会
日時:12月17日(火)15:00~16:00
場所:理学J棟2階 南部陽一郎ホール

映像配信:理学D棟5階D501講義室
参加費:無料
主催:大阪大学大学院理学研究科、基礎工学研究科 
協賛:永契会、(財)高分子研究所、(公社)高分子学会関西支部
問い合わせ先:理学研究科企画推進本部 06-6850-8158

(岡本先生からのメッセージ)
化学を専門とされない方は、名古屋大学のホームページに掲載されている、サイエンスライターの
辻篤子・名大特任教授が書かれたエッセイに事前に目を通していただくと、当方の話が、わかりやすいと思います。

(参考)受賞のニュースはこちら

※同日10:30~14:30 には、基礎工学国際棟 にて「第4回大阪大学豊中地区研究交流会」を開催します。詳細はこちら

・ポスターはこちら(PDFファイル)

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