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岡本佳男先生(本学理学部ご卒業)が2019年日本国際賞を受賞しました

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このたび、岡本佳男先生(1964年大阪大学理学部高分子学科卒業、1969年同理学研究科高分子学専攻博士課程修了、現在名古屋大学特別教授・中国ハルビン工程大学特聘教授)が、2019年Japan Prize(日本国際賞)を受賞されました。

この賞は、全世界の科学技術者を対象とし、独創的で飛躍的な成果を挙げ、科学技術の進歩に大きく寄与し、もって人類の平和と繁栄に著しく貢献したと認められる人に与えられるもので、これまでに多数のノーベル賞受賞者が受賞されています。毎年、科学技術の動向を勘案して決められた2つの分野で受賞者が選定され、岡本先生は「物質・材料、生産」分野において受賞されました。授賞式は、4月8日(月)に天皇皇后両陛下ご臨席のもと行われました。

授賞業績
「らせん高分子の精密合成と医薬品等の実用的光学分割材料の開発への先駆的貢献」

理学研究科では、本年7月に記念講演会の開催を予定しています。

(参考)
公益財団法人国際科学技術財団HP
http://www.japanprize.jp/prize.html 

 

(写真提供:公益財団法人国際科学技術財団HP)


理学部オープンキャンパス2019を8/8(木)に開催します

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大阪大学理学部オープンキャンパス2019を8/8(木)に開催します。

オープンキャンパスでは、理学部を紹介するプログラムとして、学科説明会や研究室
見学、模擬講義などを行います。
大阪大学理学部では、一見自明に見える事項に対しても、「なぜ?」という疑問を抱
いてその根源を探ろうとする意欲に燃える人達の入学を歓迎しています。
“阪大理学部で学びたい”という熱い思いを持っているあなたを大歓迎!

詳細は、6月中旬頃、理学部オープンキャンパスのウェブサイトでお知らせします。
(現在は2018年度の情報を掲載しています。)

生命の起源-地球上にポリペプチドが出現したルートの解明にもつながる成果-位置選択的ペプチド結合合成法の発見-

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大阪大学大学院理学研究科化学専攻有機生物化学講座の岡本亮講師、大学院生の原口拓也(博士前期課程)、野村幸汰(博士前期課程)、真木勇太助教、梶原康宏教授および高知大学教育研究部総合科学系複合領域科学部門の和泉雅之教授(研究当時:大阪大学大学院理学研究科化学専攻 准教授)らのグループは、硫黄原子を含むアミノ酸の一種、α-アミノチオアシッドの酸化反応が位置選択的※2にアミノ酸間のペプチド結合を生じさせることを発見しました。
この実験では、天然に存在する20種類のアミノ酸のうちの幾つかを、それぞれα-アミノチオアシッドへ変換後、酸化された鉄試薬と混ぜると、天然型のポリペプチドが作られることを発見しました(図)。ポリペプチドは、さらにコンパクトに折りたたむと生命活動を維持するために必要なタンパク質となります。今回の発見から、地球に生物が誕生する前の環境に近い条件でも、ポリペプチドが作られる可能性が示唆されたため、実際に単純な酸性水溶液中で鉄鉱石の塊とα-アミノチオアシッドを混ぜたところ、自発的にペプチドが作られることを確認しました。このことから本研究は、天然型のポリペプチドの新しい合成法を提案するだけでなく、地球上にポリペプチドが出現した新たなルートの存在を示唆する結果となりました。
本研究成果は、2019年2月21日(木)(日本時間)米化学会誌 “Biochemistry”に発表されました。また、この成果のイメージが雑誌(58巻12号誌)のカバー画像としても採用されています。

図 α-アミノチオアシッドを利用したペプチド合成. α-アミノチオアシッド(a)は、α-アミノ酸(b)のカルボキシ基の酸素原子がひとつ硫黄原子に置き換えられたものである。塩化鉄を含む酸性溶液に、フェニルアラニンのα-アミノチオアシッド(c)を溶かして静置するとフェニルアラニンポリペプチド(e)がつくられ沈殿物(g)となる。

本件に関する問い合わせ先

大阪大学 大学院理学研究科
教授 梶原 康宏(かじはら やすひろ)
TEL:06-6850-5380   FAX:06-6850-5382
E-mail:kajihara@chem.sci.osaka-u.ac.jp

極寒の冥王星の地下に海が存在できる謎を解明~メタンハイドレートに包まれた内部海~

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北海道大学大学院理学研究院の鎌田俊一准教授,カリフォルニア大学サンタクルーズ校のフランシス・ニモ教授,東京工業大学地球生命研究所の関根康人教授らの研究グループは,冥王星に関する3つの謎を数値シミュレーションによって同時に解明しました。
冥王星は,太陽系の最果てに存在する地表温度がマイナス220℃の極寒の氷天体です。NASAの探査機が2015年に初めて冥王星を訪れ,分厚い氷の下に海(内部海)が存在すること,赤道域に窒素氷河で覆われた白い巨大盆地が存在すること,窒素の大気が存在することといった驚きの姿を明らかにしました。しかし,なぜこのような特徴的な姿をしているのか,特に,極寒の冥王星で内部海がなぜ凍結せず暖かいままなのかはNASAの探査でも解明されていない難問でした。
今回,研究グループは冥王星の内部海とそれを覆う分厚い氷の間にメタンハイドレートが存在すると,メタンハイドレートが効率的な断熱材として機能して内部の熱を逃がさず,その結果,表面は極寒でも内部海は凍結しないことを明らかにしました。さらに,このメタンハイドレートの存在から,巨大な盆地が赤道に存在できることや,冥王星が窒素の大気を持つという,冥王星の特徴的な姿を同時に説明できることもわかりました。
本研究成果は,宇宙における液体の水の存在を考える上で重要です。特に,内部海は地球外生命の存在可能性を考える上で重要ですが,これまで内部海に関する議論は巨大ガス惑星を周回する氷衛星に限られてきました。しかし,今回の発見は冥王星のような衛星ではない多くの氷天体であっても,実は内部海を持つものが広く存在できることを示すものであり,地球外生命の存在可能性をさらに広げるものです。
なお,本研究成果は2019年5月21日(火)公開のNature Geoscience誌の速報(AOP)電子版に掲載されました。

大阪大学大学院理学研究科からは、木村淳助教が本研究に参加しています。

図1.冥王星の「白いハート」の特徴。

(左)色彩を強調したカラー画像を元に作成(NASA/JHUAPL/SwRI)。白いハートは赤道付近に存在する。(右)地形データを元に作成。ハートの左半分は巨大な盆地である。

本件に関する問い合わせ先

大阪大学理学研究科庶務係
TEL:06-6850-5280 FAX:06-6850-5288
E-mail:ri-syomu@office.osaka-u.ac.jp

目線を変えて解決へ。複雑に見える電子の状態を単純化―近藤効果とトポロジーの共存を明確に―

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大阪大学大学院生命機能研究科・理学研究科の大坪嘉之助教、木村真一教授、自然科学研究機構分子科学研究所の田中清尚准教授、東北大・高エネルギー加速器研究機構の組頭広志教授、広島大学放射光科学研究センターの奥田太一教授、茨城大学の伊賀文俊教授らの研究グループは、電子間の強い多体効果(強相関)の1つである近藤効果によって半導体になる6硼化サマリウムSmB6の単結晶において、これまでとは別の結晶方位の表面電子状態とその電子スピン構造を観測し、長く議論されてきた表面金属状態の起源がトポロジカル絶縁体のものと同じであることを明確に示しました。この研究は、強相関とトポロジカル物性の協奏の理解を大きく助けるばかりでなく、新たな量子材料として、次世代半導体素子におけるスピントロニクス技術などの応用に役立つと考えられます。
本研究成果は5月24日(金)18:00(日本時間)にNature Publishing Group「Nature Communications」(オンライン版)で公開されました。

(図)SmB6の原子構造。影付き部分が今回作成した表面方位(111)を表す。

本件に関する問い合わせ先

大阪大学大学院生命機能研究科 光物性研究室/理学研究科
助教 大坪 嘉之(おおつぼ よしゆき)、教授 木村 真一(きむら しんいち)
TEL:06-6879-4600, 4604  FAX:06-6879-4601
E-mail: y_oh@fbs.osaka-u.ac.jp(大坪 嘉之), kimura@fbs.osaka-u.ac.jp(木村 真一)
関連URL:http://www.kimura-lab.com/

断層に含まれる有機物が地震発生メカニズムに影響している!?

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廣野哲朗准教授(大阪大学理学研究科)と金木俊也博士(研究当時・大阪大学理学研究科、現・日本学術振興会 学振特別研究員PD、研究機関は京都大学防災研究所)は、海溝型地震を引き起こすプレート沈み込み帯の断層中に含まれる有機物に着目し、地震時の断層滑りを模擬した室内摩擦実験を行うことで、有機物の熱化学反応が海溝型地震の滑り挙動に影響を及ぼす可能性があることを解明しました。
これまで海溝型地震時の断層滑り挙動には、プレート沈み込み帯に豊富に存在する摩擦強度の弱い粘土鉱物が重要な役割を果たしていると考えられており、断層に含まれる有機物およびその熱熟成反応が及ぼす影響は解明されていませんでした。
今回、廣野准教授と金木博士は、有機物を多く含む断層での地震を模擬した室内実験を行うことで、機物の熱熟成反応が断層の摩擦強度や地震時の破壊伝播過程に影響を及ぼす可能性があることを明らかにしました。室内実験の結果、有機物の石炭化が進行するにつれて、ピーク摩擦係数が低下します。プレートの沈み込みに伴ってプレート上の地層は深部に持ち込まれ、温度・圧力が上昇、含まれる有機物の石炭化が進行するため、有機物が豊富に含まれている海溝型プレート境界断層では、粘土鉱物の存在のみならず、有機物の熱熟成反応が断層の摩擦強度を低下させ、地震時の破壊伝播過程へ影響を及ぼす可能性があります(図)。さらに、陸上でも有機物を多く含む活断層が確認されており、同じく熱熟成反応が断層の摩擦強度・破壊伝播過程に影響している可能性があります。
本研究成果は、英国科学誌「Scientific Reports」に、5月27日(月)18時(日本時間)にオンライン公開されました。

図 プレートの沈み込み帯に伴う有機物の摩擦強度・結晶構造・分子構造の変化

本件に関する問い合わせ先

大阪大学 大学院理学研究科 准教授 廣野哲朗(ひろのてつろう)
E-mail: hirono@ess.sci.osaka-u.ac.jp
専門分野:地震断層学

萩原 政幸 教授らの発表した論文が日本物理学会の学術雑誌JPSJの2018年引用数トップ10に選出

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2017年2月に日本物理学会の学術雑誌「Journal of the Physical Society of Japan (JPSJ)」に発表された論文「Unusual Magnetic State with Dual Magnetic Excitations in the Single Crystal of S = 1/2 Kagome Lattice Antiferromagnet CaCu3(OH)6Cl2· 0.6H2O」が、2017年にJPSJに発表された論文の中で2018年に最も多く引用された論文のトップ10に選ばれました。

本論文は、北海道大学・吉田 紘行 准教授らのグループが理学研究科附属先端強磁場科学研究センターで実施している全国共同利用(注1)に課題申請し、同センター・萩原 政幸 教授、鳴海 康雄 准教授、木田 孝則 助教らと行った研究の成果です。

(注1) 理学研究科附属先端強磁場科学研究センターは、物性科学研究拠点である東京大学物性研究所に連携する研究施設という位置付けで、物性研究所附属国際超強磁場科学研究施設とパルス強磁場コラボラトリー運営委員会を設置し、物性研究所の全国共同利用申請のシステムを利用して研究課題を全国から募り、2016年度から全国共同利用・共同研究を実施しています。

(参考)
・「Journal of the Physical Society of Japan」HP
https://journals.jps.jp/page/jpsj/mc1y

・理学研究科附属先端強磁場科学研究センターHP
http://www.ahmf.sci.osaka-u.ac.jp/

学生募集要項(博士前期課程(令和2年4月入学)、博士前期課程(令和元年10月入学(化学専攻・高分子科学専攻))、 博士後期課程(令和元年10月入学))を公表しました

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以下2種類の学生募集要項を公表しました。

・大学院理学研究科博士前期課程(一般選抜)(令和元年10月入学及び令和2年4月入学)
・大学院理学研究科博士後期課程(一般選抜)(令和元年10月入学)

※詳細は[こちら]からご確認ください。


第2回医理連携セミナーのご案内

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理学研究科では基礎理学プロジェクト研究センターを中心に医理連携研究を進めております。このたび、現在進行中の研究に加え、連携をより促進することを目的とし、第2回医理連携セミナーを開催することにいたしました。医学系研究科からは、熊ノ郷淳教授、小川和彦教授に、理学研究科からは、篠原厚教授より医理核連携研究について放射線科学基盤機構の紹介を含めてご紹介いたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第2回医理連携セミナー
日時:6月20日(木)15:30-(18:00)
場所:理学研究科J棟2階 南部陽一郎ホール

プログラム(案)
15:30 開会の挨拶(田島理学研究科長)
15:35 免疫研究と臨床応用(熊ノ郷教授)(45分)
16:20 放射線治療の現状と将来展望(小川教授)(45分) 
17:05 放射線科学基盤機構の概要と現状(篠原教授)(25分)
17:30 意見交換会
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

世話人:深瀬 浩一

連絡先:大阪大学大学院理学研究科 深瀬浩一
Tel: 06-6850-5388, Email: koichi@chem.sci.osaka-u.ac.jp

室温で2倍以上に!圧力による電子バレーの制御により熱電性能の向上に成功―セレン化スズ系熱電材料の高性能化に期待―

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大阪大学大学院理学研究科の酒井英明准教授(JSTさきがけ研究者兼任、研究当時東京大学物性研究所客員准教授兼任)、元同理学研究科大学院生の西村拓也、大学院生の森仁志(博士課程後期)、黒木和彦教授、花咲徳亮教授らの研究グループは、東京大学物性研究所の徳永将史准教授と上床美也教授らの研究グループとの共同研究において、近年、優れた熱電材料として注目を集めているセレン化スズ(図左)に外部圧力を加えることで、室温を含む幅広い温度範囲で熱電性能(電力因子)が二倍以上に増大することを発見しました。さらに、この性能向上が、1960年代に物理学者リフシッツが提唱した電子のバレー状態のトポロジー変化(リフシッツ転移)に由来していることを世界で初めて明らかにしました(図右)。
物質中の電子は、ある特定の運動量を持つ状態のエネルギーが低くなり、電子バレー(谷)を形成しています。これまでバレー状態は、電気伝導だけでなく熱電性能を決定する重要な因子の一つと予想されていましたが、バレー状態の実験的な観測手法は限られており、その制御を同時に行うことは困難であったため、具体的な影響については解明されていませんでした。
今回、酒井准教授らの研究グループは、高性能熱電材料セレン化スズに外部圧力を印加した状態で熱電効果と同時に磁気抵抗効果を高精度で測定する手法を開発しました。この結果、電子バレーが圧力により新たに形成されることで、熱電性能が向上することを実験的に解明することに成功しました。また理論計算との比較により、セレン化スズ系熱電材料全般に適用できる設計指針が明らかとなり、熱電材料の更なる性能向上が期待されます。
本研究成果は、米国科学誌「Physical Review Letters」のオンライン版に、6月7日(金)(米国時間)に公開されました。

図(左)熱電材料セレン化スズの結晶構造の模式図
 (右)熱電性能(電力因子)の外部圧力依存性。図の上部には運動量空間における電子バレーの模式図を示す

本件に関する問い合わせ先

大阪大学 大学院理学研究科 准教授 酒井英明(さかいひであき)
TEL:06-6850-5754
E-mail: sakai@phys.sci.osaka-u.ac.jp

サイエンスナイト2019(第1回)を開催しました

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2019年5月15日(水)に、理学研究科主催公開講座「サイエンスナイト2019」第1回を開催しました。

理学の研究は、素朴な疑問や興味から出発した研究です。その成果の一部を、多くの方に紹介し、少しでも“おもしろい!”という気持ちを共有していただけたら、と思いこの公開講座を昨年から実施しています。

全6回シリーズの第1回は、「系外惑星と地球外生命探査」のテーマで住貴宏教授(宇宙地球科学専攻)が講義を行い、約70名の方に参加いただきました。
本講義では、太陽以外の星の周りを回る惑星、系外惑星がどの様に発見されてきたか、また、どの様な惑星達なのかなどの紹介がありました。

 

 

公開講座「サイエンスナイト2019」の詳細につきましては、こちらをご覧ください。
※第3回(7/17)以降は、お申し込み受付中ですので、是非ご参加ください。

 

岡本佳男先生(本学理学部ご卒業)が2019年日本国際賞を受賞されました

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このたび、岡本佳男先生(1964年大阪大学理学部高分子学科卒業、1969年同理学研究科高分子学専攻博士課程修了、現在名古屋大学特別教授・中国ハルビン工程大学特聘教授)が、2019年Japan Prize(日本国際賞)を受賞されました。

この賞は、全世界の科学技術者を対象とし、独創的で飛躍的な成果を挙げ、科学技術の進歩に大きく寄与し、もって人類の平和と繁栄に著しく貢献したと認められる人に与えられるもので、これまでに多数のノーベル賞受賞者が受賞されています。毎年、科学技術の動向を勘案して決められた2つの分野で受賞者が選定され、岡本先生は「物質・材料、生産」分野において受賞されました。授賞式は、4月8日(月)に天皇皇后両陛下ご臨席のもと行われました。

受賞業績
「らせん高分子の精密合成と医薬品等の実用的光学分割材料の開発への先駆的貢献」

(参考)
公益財団法人国際科学技術財団HP
http://www.japanprize.jp/prize.html 

 

(写真提供:公益財団法人国際科学技術財団)

熱・エントロピー科学シンポジウム(STES2019)のご案内

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理学研究科附属構造熱科学研究センターが、新しい10年時限をもつ熱・エントロピー科学研究センターとしてこの4月から改組されました。
関集三先生が化学熱学実験施設を設立されてから4回目の改組となり、新たに10年間のプロジェクト期間を頂くことになりました。
そのスタートにあたり、「熱・エントロピー科学シンポジウム(STES2019)」を6月28日(金)に理学研究科F棟608号室にて開催いたします。

当日のプログラムはこちら

皆様のご来場をお待ち申し上げます。

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【熱・エントロピー科学シンポジウム(STES2019)】
日時:6月28日(金)10:30~
場所:理学研究科F棟608号室

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なお,当日、懇親会も予定しております。
そちらへも是非ご参加下さい。

【懇親会】
日時:6月28日(金)18:30~
場所:理学研究科G棟103号室
会費:教職員2,000円、学生1,000円(予定)

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宮西正宜名誉教授が「瑞宝中綬章」を受章されました

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宮西正宜名誉教授は、1973年に大阪大学理学部に着任し、助教授、教授、大阪大学副学長などを歴任されました。
その後、2003年に退官し、本学の名誉教授となられ、ご退官後は、関西学院大学で教授を務められ、現在は同大学の数理・データ科学教育研究センター客員研究員としてご活躍されております。
宮西正宜名誉教授は、「開代数曲面論の構築・発展への本質的な寄与」をはじめ、代数幾何学における重要な未解決問題についてご研究されてきました。
この度の令和元年春の叙勲においては、長年にわたる教育・研究にご尽力された功績が認められ、「瑞宝中綬章」を受章されました。

理学部オープンキャンパス2019を8/8(木)に開催します

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大阪大学理学部オープンキャンパス2019を8/8(木)に開催します。

オープンキャンパスでは、理学部を紹介するプログラムとして、学科説明会や研究室
見学、模擬講義などを行います。
大阪大学理学部では、一見自明に見える事項に対しても、「なぜ?」という疑問を抱
いてその根源を探ろうとする意欲に燃える人達の入学を歓迎しています。
“阪大理学部で学びたい”という熱い思いを持っているあなたを大歓迎!

詳細は、理学部オープンキャンパスのウェブサイトをご覧ください。


大阪大学理学部化学科 一日体験入学

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化学って何だろう?大学はどういうところだろう?大学生や大学院生は何をしているのだろう?
こんな疑問を持っているみなさんに、大学で行っている化学研究の一端にふれてもらいたいと思います。
大学の先生や大学院生と一緒に、難しくなく楽しめる化学を経験しましょう。
みなさん奮ってご参加ください。

(内 容)
1.大阪大学理学部化学科の紹介と模擬講義(午前)
2.体験化学実験(午後)「人口イクラを作ってみよう!」「X線で分子を見る」など10テーマの実験内容を準備しています。一人2つの実験を4~5名程度のグループで体験していただきます。

体験化学実験の内容・申込方法等、詳細はこちらをご確認ください。

高校生のための公開講座「分枝過程の絶滅問題」

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大阪大学理学部数学教室では、数学に興味を持つ若い皆さんのために、現代数学の様相と数学研究の実際、自然科学や社会科学に及ぼす数学の影響、文化としての数学の在り方などについて、多角的な視点から易しく解説する公開講座を以下の要領で開催します。受講料は無料で、事前申し込みも不要です。

(日時)
2019年8月8日(木)14:00~16:00(入場開始 13:30)

(場所)

大阪大学豊中キャンパス 理学研究科 E棟 E404 大セミナー室
(満席の場合、サテライト会場 E301 にご案内します。)

(対象)
高校生、一般の方

(問い合わせ先)
理学研究科 数学専攻事務室
TEL:06-6850-5326
E-mail:kouhou@math.sci.osaka-u.ac.jp

※イベントの詳細はこちら
※事前申し込みは不要です

サイエンスナイト2019(第2回)を開催しました

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2019年6月19日(水)に、理学研究科主催公開講座「サイエンスナイト2019」第2回を開催しました。

全6回シリーズの第2回は、「DNA複製 ‐ 生命の鎖を継承するしくみ」のテーマで升方久夫名誉教授(生物科学専攻)が講義を行い、第1回に続き多くの方にご参加いただきました。
本講義では、DNAを継承するしくみの研究の歩みと私たちの生活との関わりについてご紹介しました。質疑応答では、たくさんの方に熱心にご質問いただき、とても貴重な時間となりました。

公開講座「サイエンスナイト2019」の詳細につきましては、こちらをご覧ください。
※第3回(7/17)以降は、お申し込み受付中ですので、是非ご参加ください。
  (第3回(7/17)の申込期間は、7月3日(水)までとなっておりますので、お早目にお申し込みをお願いいたします。)

本研究科生が第九回(2018年度)J-PARC HUA(ハドロンホールユーザー会)修士論文賞を受賞しました

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実験に興味を持つ人々によって構成され、情報の提供や交換、会員相互の交流を促進するとともに、 ユーザーの研究分野の相違を超えた総意を表明するボトムアップの組織であるJ-PARCハドロンホールユーザー会(英語名 Hadron-hall Users’ Association)において、本研究科生が、第九回(2018年度)J-PARC HUA(ハドロンホールユーザー会)修士論文賞を受賞しました。

【第九回(2018年度)HUA修士論文賞】
赤石 貴也 (物理学専攻博士課程前期1年)
「チャームバリオン分光実験用ビームタイミング検出器の開発」

 

赤石 貴也さん

                                 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考)
J-PARC ハドロンホールユーザー会 (HUA)ホームページ

植物が体の表面にだけ表皮を作るしくみを発見!―植物の形づくりの解明に期待―

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大阪大学大学院理学研究科 元大学院生の飯田浩行(博士後期課程)、元大学院生の吉田彩香(博士前期課程)、髙田忍助教の研究グループは、植物の表皮を作るタンパク質の活性が胚の一番外側の細胞に限定されるしくみを明らかにしました(図)。本研究の成果は、植物細胞が自分の位置に応じて遺伝子の活性を変える新しいメカニズムの発見であり、植物の形づくりの解明につながることが期待されます。本研究成果は2019年2月13日(英国時間)に英国の発生学専門誌「Development」のオンライン速報版で公開されました。

図 表皮を作るタンパク質ATML1の活性が最外層の細胞に限定される

本件に関する問い合わせ先

大阪大学 大学院理学研究科 助教 髙田 忍(たかだ しのぶ)
TEL: 06-6850-5421
E-mail: shinobu_takada@bio.sci.osaka-u.ac.jp

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